横浜学園附属元町幼稚園

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2024.02.06

2023年度 豆まき

2月3日(土)は節分です。

幼稚園にいる鬼、それぞれ自分の中にいる鬼を追い出すため、豆まきをしました。

「鬼はそとー!」「福はうちー!」「もっと豆ほしい!」「もっとやりたい!」「鬼いなくなった!」

豆まきを楽しみ、部屋の中の鬼を退治しました。

そのころ年長組は、部屋の豆まきを終えて、こっそりひそひそと相談中。

実は、年長組は鬼に変身して、すみれ組と年中組を驚かす作戦を立てていたのです。

今年の鬼たちの作戦は、「おにぎりじゃないよ、オニだよ」作戦です。

作戦の元となったのは、『オニじゃないよ おにぎりだよ』の絵本。

『おにぎりを人間たちに届けたくて、怖がられないようにおにぎりに変身して、おにぎりを届ける。』という物語。

今回の作戦は、そこから逆転の発想で、『おにぎりを置いておいて、それを見てみんなが集まったところに、鬼が登場して驚かす』ということになりました。

早速、みんなで手作りの鬼のお面や、金棒、衣装を身につけ、変身!

「年少さん、年中さんを、思いっきり怖がらせて、驚かせていいよ。だけど豆を投げられたら、逃げる演技をするんだよ。」ということを伝えて、いざ出陣!

 

~『おにぎりじゃないよ オニだよ』作戦開始~

年少組、年中組が外に出る前に、見つからないようにササッとそれぞれの隠れる場所へ。

新館裏、アスレチック、石碑裏、スワン裏、坂と様々な所へ散らばり、見えないように隠れました。

  

 

年少組や年中組が外に出てくる中、見つからないようにじっと待ちます。

その頃、年少組、年中組は豆をもらい「がんばるぞ!エイエイオー!」と気合十分!!

すると「あれ?あんなところにおにぎりがあるよ。」と先生が気が付きました。

みんなが「なんだろう?」と近づいたところで

「おにぎり売ってます!」の声と“ドンドンドン!”と太鼓の音と共に、鬼たちが一斉に飛び出してきました!

「わぁー!!」「鬼だ!」「豆投げて!」「鬼はそとー!」「福はうちー!」

「豆、豆!」「先生豆なくなった!豆ちょうだい!」

一斉に豆まきが始まりました。鬼たちはあっちへ行ったりこっちへ行ったり、まわりをぐるぐる回ったり…。

鬼を怖がっていた子も、豆を投げれば鬼が逃げることが分かると、必死に豆を投げ始めます。

そして、ついに、「逃げろー。」と鬼が退散していきました。

鬼たちは、逃げた先でサッと隠れて、すみれ組や年中組の様子をそっと伺います。

「大成功だったね。豆当たって痛かったでしょ?」と聞くと、「大丈夫だよ!」とにっこりの年長組の子どもたち。

 

鬼が逃げて行ったことを見ると、年少組も年中組も「やったー!」「バンザーイ!!」

「鬼をやっつけたぞ。」「やったね。」「おにぎりはどこにいっちゃったんだろう??」

「赤い鬼と黒い鬼がいた!」「棒にトゲトゲがたくさん付いてるの持ってた!」

…年長組の鬼の作戦は大成功でした!

 

~年長組の豆まき~

その後は、鬼で活躍した年長組も豆まきをしました。

迫力満点の鬼(先生たちが変身)が飛び出してきたところで、

「鬼はそとー!」「福はうちー!」

年長組は、豆を投げる勢いもさすがで、一気に豆をまいていきます。

窓から覗いていた年少組は「年長さん頑張れー!」「負けるな~!」と応援。

鬼たちは「参りましたー。逃げろー!」と逃げていきました。

「やった!バンザーイ!!」年長組の豆まきも無事にできました。

 

豆まき後は、園庭の大掃除。

ここでも年長組が大活躍。豆をあつめ、履き掃除をして、きれいになるまでお掃除を頑張ってくれました。

 

~おまけ~

最後のお楽しみは、年長組鬼による、保護者の方を驚かす『おにぎりじゃないよ オニだよ』作戦。

同じ作戦で、今度はお迎えの時に、年長組の保護者を驚かします。

園庭にポツンと置いてあるおにぎり。「これ何?」「おにぎりかな?」と保護者の方がのぞき込んでいると…

「おにぎり売ってます。」の声と太鼓の音と共に、鬼たちが一斉にお母さんやお父さんの方へ!

一気に飛び出してきた鬼たちを見て、「うわぁ~!」と驚いてくれた保護者のみなさん。

鬼たちはお母さんたちを追いかけたり、金棒を振り上げて脅かしたり。

保護者の方も走って逃げたり、豆をまくふりをしてくれて、子どもたちはとっても嬉しそうでした。

そして鬼たちが集合し、「実は…年長の子どもたちでした!」と正体を明かし、大きな拍手をもらったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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