園の特色
「遊び中心の保育」の大切さ
日本の国内のみならず、世界は日々大きな変化の時を迎えています。IT化・デジタル化はもちろんのこと、今後はAIによる社会構造の大きな変化があるかもしれません。
今、幼児期を過ごしているお子さんたちが成人して社会に出る頃、どのような社会になっているのか、想像することさえも難しい時代です。
その大きな変化のある時代に必要なもの、それは「自分で考えて行動する力」ではないでしょうか。
与えられた課題をうまくこなしていくこと、また誰かが判断してくれたことに従っていくことだ
けでは、社会の中で自分の力を発揮するのは難しいであろうと考えます。
よりいいもの面白いものにしようと考えていく創造力、壁にぶつかった時に解決しようとする打開力、周囲の人とつながって協力するコミュニケーション能力。その大切な力を総合的に育むものは、「自由な遊び」です。
そしてその力は、大人になってからではなかなか育てることが難しいもの。
「大人から提案された遊び」ではなく、「自分で選び、自分で考えた遊び」を通して、日々こうした力が培われます。
特に自分で学びを開拓していく小学校高学年ごろから、この元町幼稚園で培った力が大きく花開くという声を、保護者の方からいただいています。
幼児期に自由な遊びをたくさん経験すること。たくさん壁にぶつかって乗り越えること。
その時間がかけがえのない経験になると信じて、元町幼稚園では「遊び中心の保育」を行って
います。